2011.4.14月号(vol.9)
4月号のとよ・たち美肌通信を書いているのは、3/13(日)午後5:00 現在。この度の「東
北地方太平洋沖地震」で被災した全ての方々が一日も早く日々の生活を取り戻すと共に、
亡くなられた全ての方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。又、日本が震災から早急
に復興する事を願い、一国民として私も「元気」を発信していく事に致します。
3/11 午後:それまでは平常通り午後の診療の準備を行っていました。
14:46 突然激しい足元からの横揺れとクリニックの壁のキシむ音を感じました。それはま
るで誰かにポンと突き飛ばされていた様な感覚に似ていました。
とっさに私は「ドアを開けなさい」と職員に指示し職員を一端外に出しました。幸いな事
に午後の診療前であった為、院内には未だ患者様はおられませんでしたが、2 名の患者様が
駐車場の車内で待っておられました。クリニックに隣接する電柱は激しく揺れ、警報機が
鳴り出しました。「長い!!」今までに経験した地震より明らかに長く激しい揺れ。
私は4 年前に「能登半島地震」(M6.4)を経験していますが、その時より背筋に感じる寒さ
は強いものでした。
5 分後、クリニック内に戻った私は壁の亀裂や机から落ちた顕微鏡、薬品庫から薬が床に散
らばっている光景にショックをかくしきれませんでした。大切にしてきたクリニックが傷
ついた事に天災と言えども悔しさがわいてきました。職員の一人が「テレビがつかない。
停電している」。それが普通ではない事を物語っていました。ワンセグから情報を得た職員
によると東北地方を震源とする巨大地震であるらしく大津波警報が出ているという。あと
は全ての日本国民が知る通り・・・・。
時間が経つにつれ、東北地方の悲惨な状況をメディアを通して知るにつれ、我が身に振
りかかった出来事が、比較すれば不幸とは言えず、ヘコんだ自分を恥じました。
私が以前出会った本の中に心に残るフレーズがあり今回それを頭の引き出しから取り出
して記させて頂きます。①「ピンチはチャンス。大きくジャンプするためには一端小さく
しゃがまなければならない。それが今。」たしかそんな感じだったと思います。
そしてもう一つ。②「最強の能力とはあきらめないこと。あきらめないとこは誰にだって
平等に出来る。」こんな様な事が書かれていたはずです。
私は思います。『笑おう!!』カラ元気だってNK cell(ナチュラルキラー細胞)に活性
化する。NK cell が活性化すれば肉体的にも精神的にも健康になる。健康になれば更に
NK cell は活性化する事でしょう。まさに正のスパイラル。
幸せは笑っている人には近づいてきますが、おこっている人・いかっている人には近寄
ってこないのかも知れません。みんなで笑いましょう!!そしてガンバロ~!!
院長: 刀川